
Hello! I’m Usaonii.(うさおにい)
ここではリスニングテストの使い方を紹介します!
このリスニングテストは、設問毎にネイティブスピーカーの音声が録音されています。わざわざ設問毎に分けているのには2つ理由があります。1つはテストをアレンジする際に編集しやすいようにするため。もう1つは教師が子どもたちと対話しながらテストを行うためです。これは教師が再生ボタンを一度だけ押して一方的に音声を流してその間に子どもたちの反応も見ずに宿題の丸付け等をして音声が全部終わったらテストを終了するというやり方ではなく、あくまで子どもたちの反応を見ながら、進められるようにという配慮です。Teachers FirstではなくStudents Firstです!設問によっては音声が早く聞こえるものもあるかもしれません。子どもたちが「One more time!」と言えば、「O.K.」と言ってもう一度音声を流してあげてください。何回同じ音声を流すかは子どもたち次第です。子どもたちが聞き取れなくてモヤモヤしたままテストを進めてしまうと正答率が下がります。テストへの抵抗感も強くなってしまうでしょう。それどころか英語嫌いを生み出すかもしれません。そんな進め方は甘いのではないかとご指摘される方もいらっしゃるかもしれませんが、特別な支援を要する児童が混在する教室において、この対応の仕方は合理的配慮であると考えます。テスト時間も10分程度で行えるため、子どもたちは集中力を切らさずに最後まで問題に臨むことができます。その残りの時間を単元内でやり残したことを行ったり、オプショナルな活動、例えば英語の絵本の読み聞かせをしたり、英語の歌を聞いたりするなど有効活用してください。教師と子どもたち共にゆとりの時間を持つことはすごく大事です!
また、解答の仕方も特別な支援を要する子どもたちでも解答しやすいように基本的には選択肢に〇をするだけという形にしています。(採点も非常にしやすいです。)アルファベットを聞き取って書く問題もまずは音声と文字を結びつけて習得できれいるかを確認するため、あえて4線に書かせず、四角の中に文字を書き写させる形式にしています。4線に正しく書けるかは日々のワークシートで添削すればいいからです。もし、答え方を4線にしたければエクセルファイルをダウンロードして編集してもらっても構いません。さらに、答え方を記述式にされたければ加工してもらっても構いません。子どもたちの実態に応じたものにアレンジしてください。
ただし、エクセルデータをダウンロードした場合、お使いのパソコンによってはイラストや設問の配置等が崩れるかもしれません。その際は、体裁を整えてご使用ください。また、フォントは小学校での使用が推奨されている「HandwritingWeCan Medium」を使用しているため、お使いのパソコンにこのフォントがダウンロードされていないとその字体が反映されない可能性があります。その際はフォントを「UDデジタル教科書」に変換されることをお勧めします。また、テストを編集されない場合はPDFファイルをダウンロードしてお使いすることをお勧めします。
採点は、知識・技能50点満点、思考・判断・表現50点満点の合計100点満点にしてもらっても構いませんし、A・B・Cで採点してもらっても構いません。勤務されている市町村の評価の仕方等に準じて行ってください。
この簡潔なテストを使用することで教師も子どもたちも笑顔になれますように。
※このリスニングテストは小学校英語教育学会共同研究委員会で選定された共同研究の成果によるものです。